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歯科口腔外科・口腔インプラント科の対象疾患と診療内容1

1.抜歯(重度のむし歯、親知らず、過剰歯、埋伏歯など)

 一般歯科医院では抜歯が困難な重度のむし歯、親知らず、過剰歯などが対象です。中でも親知らずの抜歯は最も頻度の多い手術となります。顎の細くなった現代人で親知らずが正常に萌出していることは、ほとんどありません。抜歯せず放置した場合は親知らず自体や、その隣の歯が巻きこまれて、むし歯になる場合や感染源となり親知らずの周囲に炎症を生じる場合があります。その他、稀ですが歯並びが悪くなることや、顎関節症の原因となることがあり、また非常に稀ですが含歯性嚢胞(液状の内容物の入った袋状の病変)や歯原性腫瘍(歯が原因で発生する腫瘍)の原因となる場合があります。
 外来で簡単に抜ける場合もありますが、多くは、歯肉を切開し、骨を削って歯を分割して取り出します。埋伏の程度によっては、やや恐怖感のある手術であり、外来で局所麻酔のみで手術を行うことは困難な場合もあります。その場合は鎮静剤を点滴しながら、患者に半分眠っていただいてる間に手術を行います(静脈内鎮静法)。この方法では一般的な歯の治療よりも恐怖を感じることなく手術が受けられます。このため一度に4本の親知らず全てを一回の手術で摘出することも可能です。静脈内鎮静法を併用した抜歯手術は1泊2日または2泊3日の入院下で行っています。当科では多くのかたが静脈内鎮静法で、抜歯手術を安全かつリラックスして受けられています。

抜歯
抜歯

※親知らずを保存しておくことで、将来的に重度のむし歯や歯周病で抜歯に至った歯の欠損部位へ、自家歯牙移植を行うドナーとして親知らずを利用できる場合があります。しかしながら自家歯牙移植を行った歯は、生着しない可能性があり、また長期の予後は期待しにくくなります。抜歯の適応であるかどうかを患者の衛生管理の状況、手術によるリスクなど総合的に評価した上で判断させていただきます。

歯科口腔外科・口腔インプラント科の対象疾患と診療内容

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