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手外科・外傷再建センター


 令和2年4月1日に手外科センターを開設し、手や指の骨折、神経や腱の損傷、関節の変形など、日常生活に直結する「手」の問題を対象として治療を行ってまいりました。
 令和7年7月1日からは「手外科・外傷再建センター」として、これまでの「手の専門治療」に加えて、治療の難しい「手足の大きなけが」にも対応できるようになりました。

手外科・外傷再建センター

手外科とは

 手外科とは、手や肘など主に上肢の怪我や病気を治療する診療科です。
様々な組織で構成される「手」は、とても緻密な器官のため、機能回復を行うには豊富な経験に基づく診断、治療と適切なリハビリテーションが重要となります。
 当センターでは、外傷・関節症・神経障害・循環障害などのさまざまな疾患に対し、専属のリハビリテーションスタッフとともに専門的治療を行っています。

治療の難しい手足のけがにも対応します

 これまで手の骨折や神経・腱の修復、切断された指の再接着などの治療を行ってまいりましたが、次のようなより難しいけがの治療にも対応できるようになります。

• 手足の複雑な骨折、切断
• けがによって失われた皮膚や筋肉の再建
• 感染や血行不良による組織の壊死に対する治療

 こうしたケースでは、細い血管や神経をつなぐ「マイクロサージャリー(顕微鏡手術)」の技術が不可欠です。新しいセンターでは、このような高度な治療にも対応できる診療体制を整えています。これらの治療により「手足の機能を取り戻す」ことを目指します。

「治療」と「リハビリ」で支える機能回復

 手や足のけがから機能を取り戻すためには、適切な治療とあわせて、リハビリテーションも極めて重要な役割を果たします。
当院のリハビリテーション部門には、常勤医師2名のほか、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など約70名の専門スタッフが在籍しており、県内の急性期病院の中でも有数の診療体制と実績を有しています。
 「手外科・外傷再建センター」では、こうしたリハビリ部門の専門スタッフと密接に連携し、手術後のリハビリを含めた一貫した医療体制を整えることで、患者さん一人ひとりの回復をより確かなものとすることを目指しています。

対象疾患

四肢・骨盤の骨折・脱臼、難治性偽関節、腱・靭帯損傷、上肢作業関連性疾患・スポーツ傷害、絞扼性神経障害、外傷性神経損傷、麻痺手、上肢関節疾患・拘縮、手足の先天異常、骨関節感染症、腫瘍・腫瘍性病変 など

手外科手術実績

皮膚・皮下組織・筋腱 神経・血管・リンパ管 骨・関節・靭帯 合計
令和2年度手術件数 62件 40件 259件 361件
令和3年度手術件数 83件 63件 243件 389件
令和4年度手術件数 92件 70件 242件 405件
令和5年度手術件数 75件 76件 303件 454件
令和6年度手術件数 97件 64件 261件 422件

スタッフ紹介

石井 久雄

職名 院長補佐
兼 診療部長
兼 手外科・外傷再建センター長
兼 臨床研修センター副センター長
卒業年 平成15年
認定医・専門医資格
  • 日本整形外科学会整形外科専門医
  • 日本手外科学会認定手外科専門医
  • 日本末梢神経学会評議員
  • 日本整形外傷学会評議員
  • 公益財団法人日本スポーツ協会公認スポーツドクター
  • 臨床研修指導医
  • 日本病院会医療安全管理者
  • 医学博士

仲野 隆彦

職名 部長
卒業年 平成22年
認定医・専門医資格
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本手外科学会認定手外科専門医
  • 医学博士(名古屋大学)
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