病理診断科
            当科は、日本病理学会の登録施設および日本臨床細胞学会の認定施設です。
細胞検査士の資格を有する複数のスタッフと、浜松医科大学再生・感染病理学講座や附属病院病理部の協力を得て病理診断(組織診、細胞診、病理解剖)の業務を行っています。
    細胞検査士の資格を有する複数のスタッフと、浜松医科大学再生・感染病理学講座や附属病院病理部の協力を得て病理診断(組織診、細胞診、病理解剖)の業務を行っています。
対象疾患と診療内容
            病理診断では、患者さまから採取した組織や細胞の標本を作り、顕微鏡を使って癌などの悪性細胞の有無や広がり、炎症の種類や性状などを確認します。診断結果は各科専門の医師に報告して治療に役立てられます。また、病理解剖では、生前の治療の評価や死因などを究明することにより医療水準の向上に貢献しています。
当科ではバーチャルスライドを導入しました。バーチャルスライドとは、一言でいえば標本をデジタル化したものです。放射線科の画像などと同様に電子カルテ上で、いつでも簡単に標本を見ることが出来ます。これを利用することで病理診断の精度が高まり、より安心して医療を受けていただけると考えています。
    当科ではバーチャルスライドを導入しました。バーチャルスライドとは、一言でいえば標本をデジタル化したものです。放射線科の画像などと同様に電子カルテ上で、いつでも簡単に標本を見ることが出来ます。これを利用することで病理診断の精度が高まり、より安心して医療を受けていただけると考えています。
診療実績
            検査件数・点数
        
    | 項目 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 
| 細胞診 | 7,506件 | 7,985件 | 8,161件 | 8,302件 | 8,404件 | 
| 組織診 | 4,586件 | 5,344件 | 5,729件 | 5,786件 | 5,814件 | 
| 病理解剖 | 12件 | 11件 | 12件 | 10件 | 10件 | 
| 件数合計 | 12,104件 | 13,340件 | 13,902件 | 14,098件 | 14,228件 | 
            臨床病理検討会(CPC)
        
    | NO. | 開催日 | 症例 | 主治医 | 担当 研修医 | 
| 1 | 令和5年7月18日 | 当初は胆管炎と考えられていたが入院後に回腸動脈塞栓症が発覚した80歳男性の一例 | 脳神経内科/寺澤医師 | 北原・内藤 | 
| 2 | 令和5年8月22日 | 上腹部痛から胃癌が指摘された74歳男性の一例 | 消化器内科/高柳医師 | 丹野・松下 | 
| 3 | 令和5年10月17日 | 水疱性類天疱瘡のフォロー中に発熱にて救外受診した結果、肺炎、コロナウイルス感染症が指摘され入院となった85歳男性の一例 | 脳神経内科/寺澤医師 | 澤入・田嶋 | 
| 4 | 令和5年11月21日 | 血痰・咳嗽により受診後、非小細胞肺癌(StageⅣ)と診断された69歳男性の一例 | 循環器内科/鈴木医師 | 深見・加藤 | 
| 5 | 令和5年12月19日 | 腎硬化症からの末期腎不全にて維持透析療法中に、MSSA菌血症、多発脳梗塞を呈した55歳男性の一例 | 脳神経内科/寺澤医師 | 西山・吉見 | 
| 6 | 令和6年2月20日 | 肺炎にて入院加療中に突然心肺停止を来した、末期腎不全(約20年の長期維持透析療法歴)の68歳男性の一例 | 脳神経内科/寺澤医師 | 岡本・藤森 | 
| 7 | 令和6年2月20日 | 誤嚥性肺炎にて入院加療中に突然心肺停止を来した、パーキンソン病(病悩期間約10年)の75歳男性の一例 | 脳神経内科/數田医師 | 染谷・加藤 | 
スタッフ紹介
鈴木 大介
| 職名 | 部長 | 
| 卒業年 | 平成26年 | 
| 認定医・専門医資格 | 
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望月 駿佑
| 職名 | 医員 | 
| 卒業年 | 令和4年 | 
| 認定医・専門医資格 | 
 | 
学会認定施設
- 日本病理学会登録施設
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