産婦人科
令和3年7月1日から、妊娠検査薬で妊娠が確認されていれば、紹介状は不要となりました。
妊婦初診に限り、電話予約(午後1時~午後4時、土日祝を除く)が可能です。
原則、特定初診料のご負担はありません。
24時間365日、産婦人科医・小児科医が安心・安全な出産をサポートします。当院で新たな命を迎えませんか?
妊婦初診に限り、電話予約(午後1時~午後4時、土日祝を除く)が可能です。
原則、特定初診料のご負担はありません。
24時間365日、産婦人科医・小児科医が安心・安全な出産をサポートします。当院で新たな命を迎えませんか?
当科では毎日、症例検討会を行い診療ガイドラインに則った治療を心がけるとともに、患者さんの抱える背景や治療に対する希望も考慮し治療方針を決定しています。
助産師、看護師、理学療法士、薬剤師などと協力し診断、治療を行っています。
助産師、看護師、理学療法士、薬剤師などと協力し診断、治療を行っています。
新型コロナウイルス感染症に関する妊産婦さんへの対応について
感染症に一層注意が必要な妊産婦や新生児の診療を行う産婦人科では
外来診察、出産、入院中のご家族への対応も当面の間、病院の方針に沿って行います。
詳しくは以下のページをご確認ください。
新型コロナウイルス感染症に関する診療科からのお知らせ
外来診察、出産、入院中のご家族への対応も当面の間、病院の方針に沿って行います。
詳しくは以下のページをご確認ください。
新型コロナウイルス感染症に関する診療科からのお知らせ
対象疾患と診療内容
産科
周産期専門医やアドバンス助産師を中心に、24時間365日、お母さんと赤ちゃんの命を守っています。近年は高リスク妊娠・分娩が増え帝王切開による出産が多くなっていますが、何よりもお母さんと赤ちゃんにとって安全を第一と考えています。
医師による妊婦健診だけでなく、妊娠、出産、育児に対する心配事を助産師に相談できる体制を整えています。低リスク妊婦では希望があれば助産師による妊婦健診も受けられます。
自然陣痛を基本とし、バースプランに沿って、ご家族にとっても思い出に残るようなお産となるようにスタッフ一同サポートしています。しかし、血圧が高くなり危険がある場合(妊娠高血圧症候群)、破水しても陣痛がおきない場合、予定日を過ぎた場合などは陣痛誘発剤等による分娩誘発を行うこともあります。
なお、妊娠34週未満の未熟児の出産が予測される場合や、赤ちゃんに病気が疑われる場合、またはお母さんの合併症のため母体管理が困難な場合は近隣高次施設へ御紹介させていただきます。
退院後も助産師による母乳相談、育児指導などを継続して受けることができ、地域母子支援センターとの連携もあります。
医師による妊婦健診だけでなく、妊娠、出産、育児に対する心配事を助産師に相談できる体制を整えています。低リスク妊婦では希望があれば助産師による妊婦健診も受けられます。
自然陣痛を基本とし、バースプランに沿って、ご家族にとっても思い出に残るようなお産となるようにスタッフ一同サポートしています。しかし、血圧が高くなり危険がある場合(妊娠高血圧症候群)、破水しても陣痛がおきない場合、予定日を過ぎた場合などは陣痛誘発剤等による分娩誘発を行うこともあります。
なお、妊娠34週未満の未熟児の出産が予測される場合や、赤ちゃんに病気が疑われる場合、またはお母さんの合併症のため母体管理が困難な場合は近隣高次施設へ御紹介させていただきます。
退院後も助産師による母乳相談、育児指導などを継続して受けることができ、地域母子支援センターとの連携もあります。
婦人科
良性腫瘍
子宮筋腫、子宮内膜症や良性卵巣腫瘍は、年齢、妊娠の希望、月経痛の程度、画像診断などに応じて治療を決定します。手術は基本的にロボット手術や腹腔鏡手術です。腹腔鏡手術は腹腔鏡技術認定医を中心に行います。保存的な治療や術後のホルモン治療などは、近隣開業医と連携して治療を継続していただきます。
子宮筋腫、子宮内膜症や良性卵巣腫瘍は、年齢、妊娠の希望、月経痛の程度、画像診断などに応じて治療を決定します。手術は基本的にロボット手術や腹腔鏡手術です。腹腔鏡手術は腹腔鏡技術認定医を中心に行います。保存的な治療や術後のホルモン治療などは、近隣開業医と連携して治療を継続していただきます。
悪性腫瘍
日本婦人科腫瘍学会が認定する婦人科腫瘍専門医が2名在籍しており、婦人科腫瘍専門医を中心に診断や治療を行っています。子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんなど、各がん治療ガイドラインに基づいた標準治療を行います。
子宮頸がんの手術は円錐切除術から広汎子宮全摘術まで行います。早期子宮頸がん(ⅠA1期)は腹腔鏡手術も可能です。子宮体がん、卵巣がんでは後腹膜リンパ節郭清術を含む手術まで行います。早期子宮体がん(ⅠA期)ではロボット手術や腹腔鏡手術も保険診療として手術を行うことができる認定施設です。リンパ節を摘出した場合には、手術後にリンパ浮腫(足のむくみ)が後遺症とし起こる場合があります。術後よりリハビリテーション科によるリンパ浮腫の予防も適宜行っています。
化学療法は手術後の再発予防や、手術で取り切れなかったがんに対しての治療としてだけではなく、手術前にがんを小さくするための術前化学療法、再発した時の再発治療などに幅広く使用しています。従来の抗がん剤だけでなく、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬といった新しい薬の適応も拡がってきています。吐き気などの副作用にも積極的に支持療法を行い、脱毛に対してのケアは院内美容室でも受けることができます。
放射線療法は子宮頸がんの根治治療としてだけでなく、様々な再発がんの治療、痛みの軽減のための緩和治療としても行っています。子宮頸がん、体がんの腔内照射は浜松医科大学と連携して治療します。
がんは診断された時からがんによる身体的な苦痛だけでなく精神的な苦痛も伴います。特に婦人科がんでは今後の妊娠への影響、妻・母としての立場で治療を受けることなど女性ならではの不安もあります。また残念ながらがんは再発してしまう場合や、完治が難しい場合もあります。当科医師は全員緩和ケア講習を修了しています。緩和認定看護師を中心とした看護師、リハビリテーション科などとも連携していますので、がんの初期治療から再発治療まで最新の知見を取り入れた治療だけでなく、不安やがんによる不快な症状を軽減する緩和治療も積極的に行っています。当院で一貫した治療を安心して受けることが出来るとともに、希望があれば在宅療養の支援も積極的に行います。
日本婦人科腫瘍学会が認定する婦人科腫瘍専門医が2名在籍しており、婦人科腫瘍専門医を中心に診断や治療を行っています。子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんなど、各がん治療ガイドラインに基づいた標準治療を行います。
子宮頸がんの手術は円錐切除術から広汎子宮全摘術まで行います。早期子宮頸がん(ⅠA1期)は腹腔鏡手術も可能です。子宮体がん、卵巣がんでは後腹膜リンパ節郭清術を含む手術まで行います。早期子宮体がん(ⅠA期)ではロボット手術や腹腔鏡手術も保険診療として手術を行うことができる認定施設です。リンパ節を摘出した場合には、手術後にリンパ浮腫(足のむくみ)が後遺症とし起こる場合があります。術後よりリハビリテーション科によるリンパ浮腫の予防も適宜行っています。
化学療法は手術後の再発予防や、手術で取り切れなかったがんに対しての治療としてだけではなく、手術前にがんを小さくするための術前化学療法、再発した時の再発治療などに幅広く使用しています。従来の抗がん剤だけでなく、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬といった新しい薬の適応も拡がってきています。吐き気などの副作用にも積極的に支持療法を行い、脱毛に対してのケアは院内美容室でも受けることができます。
放射線療法は子宮頸がんの根治治療としてだけでなく、様々な再発がんの治療、痛みの軽減のための緩和治療としても行っています。子宮頸がん、体がんの腔内照射は浜松医科大学と連携して治療します。
がんは診断された時からがんによる身体的な苦痛だけでなく精神的な苦痛も伴います。特に婦人科がんでは今後の妊娠への影響、妻・母としての立場で治療を受けることなど女性ならではの不安もあります。また残念ながらがんは再発してしまう場合や、完治が難しい場合もあります。当科医師は全員緩和ケア講習を修了しています。緩和認定看護師を中心とした看護師、リハビリテーション科などとも連携していますので、がんの初期治療から再発治療まで最新の知見を取り入れた治療だけでなく、不安やがんによる不快な症状を軽減する緩和治療も積極的に行っています。当院で一貫した治療を安心して受けることが出来るとともに、希望があれば在宅療養の支援も積極的に行います。
その他
子宮脱等の性器脱、クラミジア、淋菌などの性器感染症などは適宜対応します。
なお人工妊娠中絶、アフターピル処方、不妊治療は行っておりません。
子宮脱等の性器脱、クラミジア、淋菌などの性器感染症などは適宜対応します。
なお人工妊娠中絶、アフターピル処方、不妊治療は行っておりません。
診療実績
項目 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 |
総分娩数 | 390件 | 365件 | 354件 | 302件 | 271件 |
正常分娩 | 214件 | 193件 | 175件 | 160件 | 137件 |
吸引分娩 | 30件 | 24件 | 28件 | 14件 | 14件 |
鉗子分娩 | 1件 | 1件 | 6件 | 6件 | 1件 |
予定帝王切開術 | 65件 | 76件 | 76件 | 69件 | 71件 |
緊急帝王切開術 | 80件 | 71件 | 69件 | 53件 | 48件 |
良性腫瘍手術 | |||||
開腹手術 | 48件 | 81件 | 30件 | 32件 | 38件 |
腟式手術 | 10件 | 23件 | 26件 | 25件 | 24件 |
腹腔鏡下手術 | 54件 | 116件 | 111件 | 88件 | 76件 |
ロボット支援下 | 6件 | 24件 | |||
子宮鏡手術 | 5件 | ||||
悪性腫瘍手術 | |||||
子宮頸癌手術(広汎子宮全摘術) | 6件 | 4件 | 4件 | 4件 | 5件 |
子宮頸癌手術(腹腔鏡下手術) | 2件 | ||||
子宮体癌手術(開腹手術) | 16件 | 12件 | 5件 | 15件 | 7件 |
子宮体癌手術(腹腔鏡下手術) | 6件 | 14件 | 9件 | 8件 | 1件 |
子宮体癌手術(ロボット支援下手術) | 2件 | 10件 | |||
卵巣癌手術 | 17件 | 15件 | 26件 | 15件 | 19件 |
円錐切除術 | 31件 | 43件 | 34件 | 50件 | 46件 |
スタッフ紹介
村上 裕介
職名 | 院長補佐 兼 統括診療部長 兼 手術センター副センター長 |
卒業年 | 平成8年 |
認定医・専門医資格 |
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田中 晶
職名 | 診療部長 兼 がん総合診療センター診療部長 |
卒業年 | 平成11年 |
認定医・専門医資格 |
|
戎野 志織
職名 | 医長 |
卒業年 | 平成28年 |
認定医・専門医資格 |
|
大嶽 宙士
職名 | 医長 |
卒業年 | 令和2年 |
認定医・専門医資格 |
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窪川 瑞生
職名 | 医長 |
卒業年 | 令和3年 |
認定医・専門医資格 |
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学会認定施設
- 日本産科婦人科学会専門医制度専攻医指導施設
- 日本周産期・新生児医学会周産期母体・胎児専門医暫定研修施設(指定施設)
- 日本婦人科腫瘍学会専門医制度指定修練施設(A施設)
- 日本産科婦人科内視鏡学会認定研修施設
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