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病理診断科


当科は、日本病理学会の登録施設および日本臨床細胞学会の認定施設です。
細胞検査士の資格を有する複数のスタッフと、浜松医科大学再生・感染病理学講座や附属病院病理部の協力を得て病理診断(組織診、細胞診、病理解剖)の業務を行っています。

対象疾患と診療内容

病理診断では、患者から採取した組織や細胞の標本を作り、顕微鏡を使って癌などの悪性細胞の有無や広がり、炎症の種類や性状などを確認します。診断結果は各科専門の医師に報告して治療に役立てられます。また、病理解剖では、生前の治療の評価や死因などを究明することにより医療水準の向上に貢献しています。
当科ではバーチャルスライドを導入しました。バーチャルスライドとは、一言でいえば標本をデジタル化したものです。放射線科の画像などと同様に電子カルテ上で、いつでも簡単に標本を見ることが出来ます。これを利用することで病理診断の精度が高まり、より安心して医療を受けていただけると考えています。

診療実績

検査件数・点数
項目 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度
細胞診 8,655件 8,239件 7,506件 7,985件 8,161件
組織診 5,681件 5,616件 4,586件 5,344件 5,729件
病理解剖 5件 17件 12件 11件 12件
件数合計 14,341件 13,872件 12,104件 13,340件 13,902件
臨床病理検討会(CPC)
NO. 開催日 症例 主治医 担当
研修医
1 令和4年8月16日 乳幼児突然死症候群を疑う4カ月男児の一例
(0歳4か月 男児)
小児科/岩島医師 高橋・内藤
2 令和4年9月13日 末期腎不全にて透析導入中にMRSAによる敗血症を起こした71歳男性の一例
(71歳 男性)
腎臓内科/髙梨医師
望月・飯室
3 令和4年10月11日 急激に症状が悪化した若手蜂刺症の一例
(26歳 男性)
救急科/是永医師 石田・妹尾・内田
4 令和4年11月8日 痰培養から緑膿菌が検出された急性肺炎の治癒後に低血糖にて再入院となった81歳女性の一例
(81歳 女性)
総合内科/伊藤医師 山﨑・中屋
5 令和4年12月13日 慢性間質性肺炎憎悪で入院加療中に下血後、敗血症や洞不全症候群を呈して重篤なショック状態となった73歳女性の一例
(73歳 女性)
総合内科/伊藤医師 北澤・小山
6 令和5年1月24日 右眼瞼下垂の精査にて入院中に肝細胞癌と悪性リンパ腫の併発が疑われた80歳男性の一例
(80歳 男性)
消化器内科/高柳医師 野村・大橋
7 令和5年2月21日 転倒による多発骨折後に炎症反応高値からの精査でMSSA敗血症が指摘された89歳女性の一例
(89歳 女性)
臨床研修センター/山本医師 村林・長谷川

スタッフ紹介

鈴木 大介

職名 部長
卒業年 平成26年
認定医・専門医資格
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本病理学会病理専門医
  • 日本病理学会分子病理専門医
  • 日本臨床細胞学会細胞診専門医
  • 死体解剖資格(病理解剖)
  • 臨床研修指導医講習会修了

望月 駿佑

職名 医員
卒業年 令和4年
認定医・専門医資格
  • 緩和ケア研修会修了

学会認定施設

  • 日本病理学会登録施設

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