2024年 病院救命士対談
地域医療を支える新しい力!
“病院救命士”ってどんなお仕事?
“病院救命士”ってどんなお仕事?
■Yさん
■Kさん
■Kさん
はじめに「病院救命士」という職種について教えてください
Yさん:簡単に言えば「病院で働く救急救命士」のことです。救命士と言うと「救急車に乗っている人」、「消防署で働いている人」といった病院外で活動するイメージがありますが、2021年10月に救急救命士法が改正されたことにより、その活躍の場が病院内にも広げられました。主な業務としては、救急外来の診療補助や救急救命処置、病院所有の救急車を使用した転院搬送、現場の救急隊と連携活動するドクターカー業務などが挙げられます。
Kさん:医療業界の働き方改革に伴い、タスクシェア、タスクシフトの観点から、病院救命士の需要や採用が増えてきています。病院によっては「院内救命士」や「EMT」と呼ぶところもありますが、中東遠では「病院救命士」で統一していますね。
Kさん:医療業界の働き方改革に伴い、タスクシェア、タスクシフトの観点から、病院救命士の需要や採用が増えてきています。病院によっては「院内救命士」や「EMT」と呼ぶところもありますが、中東遠では「病院救命士」で統一していますね。
中東遠に入職されたきっかけは何ですか?
Kさん:救命士の養成学校を卒業したのち、前の職場である川崎市の病院で約8年勤めました。その病院は、全国的にも病院救命士の体制が整っていることで知られていて、私自身もここで病院救命士としてのスキルや経験をかなり磨き上げることができました。
Yさん:静岡県には縁もゆかりもなかったんですよね?
Kさん:そうですね。生まれは栃木で、実家は東京にあります(笑)。中東遠にきたのは、まさにタイミングとご縁。川崎の病院で活動していく中で「もっとこの仕事を広めたい」「もっといろいろな研究をしてみたい」と考えるようになったのですが、そこにたまたま中東遠で募集していることを知って受験しました。
Yさん:私の場合は、高校を卒業して約20年間、袋井市の消防職員として働いていました。これもひとつのタイミングだったのですが、20年近く消防士をやっていると心境にもいろいろ変化が生じてきて「もっと救急救命に特化した業務をしてみたい」「より広い範囲で自分のスキルを試してみたい」という気持ちが出てきたんですよね。そんな時、中東遠の救命士募集の案内を知り、「病院と消防の橋渡し的な役割が担えるかも」という気持ちでエントリーしました。
Kさん:私はずっと病院内で活動をしてきて、吉岡さんは病院外のことに精通している。すごく良いバランスですよね。
Yさん:そうですね。今はまだ2人だけですが、今後、少しずつ病院救命士を増やしていって、よりバランスの取れたチームとして活動できるようになると良いですよね。
Yさん:静岡県には縁もゆかりもなかったんですよね?
Kさん:そうですね。生まれは栃木で、実家は東京にあります(笑)。中東遠にきたのは、まさにタイミングとご縁。川崎の病院で活動していく中で「もっとこの仕事を広めたい」「もっといろいろな研究をしてみたい」と考えるようになったのですが、そこにたまたま中東遠で募集していることを知って受験しました。
Yさん:私の場合は、高校を卒業して約20年間、袋井市の消防職員として働いていました。これもひとつのタイミングだったのですが、20年近く消防士をやっていると心境にもいろいろ変化が生じてきて「もっと救急救命に特化した業務をしてみたい」「より広い範囲で自分のスキルを試してみたい」という気持ちが出てきたんですよね。そんな時、中東遠の救命士募集の案内を知り、「病院と消防の橋渡し的な役割が担えるかも」という気持ちでエントリーしました。
Kさん:私はずっと病院内で活動をしてきて、吉岡さんは病院外のことに精通している。すごく良いバランスですよね。
Yさん:そうですね。今はまだ2人だけですが、今後、少しずつ病院救命士を増やしていって、よりバランスの取れたチームとして活動できるようになると良いですよね。
今後のビジョンについて教えてください
Yさん:入職して半年しか経っていないので、正直、具体的なビジョンというのはこれからです。手探り状態ではありますが、いろいろな人に相談に乗ってもらったり、協力していただいて、「何ができるのか?」「何をやらせてもらえるか?」をひとつひとつクリアにしていけたらと思っています。もちろん、そんな状況を悲観的に見ているわけではありませんよ。むしろ逆で「私たち次第でどうにでもなる!」というワクワク感の方が強いですね。
Kさん:本当にそうですよね。大変なのは百も承知ですが、それ以上に楽しみの方が勝っています。「どんな風に作り上げていこかな?」って。
Yさん:この半年間だけでも実は多くの発見があって、救命士としての知見がかなり広がったように思います。やっぱり院内と院外ではフォーカスする部分がかなり違うということに気付けましたし、今まで点でしかわからなかったことが線としてつながった感覚がすごくあるんですよね。
Kさん:本当にそうですよね。大変なのは百も承知ですが、それ以上に楽しみの方が勝っています。「どんな風に作り上げていこかな?」って。
Yさん:この半年間だけでも実は多くの発見があって、救命士としての知見がかなり広がったように思います。やっぱり院内と院外ではフォーカスする部分がかなり違うということに気付けましたし、今まで点でしかわからなかったことが線としてつながった感覚がすごくあるんですよね。
Kさん:病院救命士の活動に関しては、静岡県内のどこの病院もスタートラインに立ったばかり。だからこそ、伸びしろしかありませんし、他の病院と協力しながら、“静岡県らしい”病院救命士の価値というものをみんなで高めていけたらと思っています。その上で「とは言え、病院救命士と言えば中東遠だよね」と感じてもらえたら最高ですけどね。
Yさん:「外傷に強い」とか、何かに特化した強みを持つのも良いかもしれませんね。あと、いずれは「部署」として、組織内でしっかりとカウントされるような存在になりたいですよね。
Kさん:県内の病院救命士を集めて勉強会を開いたり、病院間で交換留学をしたりするのも良いですよね。やりたいことばっかりです(笑)。
Yさん:「外傷に強い」とか、何かに特化した強みを持つのも良いかもしれませんね。あと、いずれは「部署」として、組織内でしっかりとカウントされるような存在になりたいですよね。
Kさん:県内の病院救命士を集めて勉強会を開いたり、病院間で交換留学をしたりするのも良いですよね。やりたいことばっかりです(笑)。
どのような人材を求めていますか?
Kさん:月並みですけど「がんばれる人」ですね。病院救命士って知名度がすごく低いし「何やってるの?」みたいな目で見られることもしばしばあります。思い描いた理想とは異なる部分も多々あるかも知れませんが、そんな理想と現実のギャップをはねのけて、前向きにがんばれる人が向いていると思いますね。
yさん:ポジティブな思考は大事ですよね。
Kさん:後は、自分なりの目標をしっかり定めること。「こうしていきたい」「こうなっていきたい」という明確な目標があれば、ブレることなく、成長していけると思います。
Yさん:良くも悪くも、中東遠の病院救命士活動はスタートしたばかり。だからこそ、自分たちで考え、構想を発信し、いろいろな人の理解と協力を得ながら、作り上げていく楽しさがあります。少しでも興味がありましたら、ぜひ一緒に、中東遠の病院救命士チームの設立に力を貸していただけるとうれしいです。
Kさん:私たちと一緒に「病院救命士と言えば中東遠」を実現させていきましょう!
yさん:ポジティブな思考は大事ですよね。
Kさん:後は、自分なりの目標をしっかり定めること。「こうしていきたい」「こうなっていきたい」という明確な目標があれば、ブレることなく、成長していけると思います。
Yさん:良くも悪くも、中東遠の病院救命士活動はスタートしたばかり。だからこそ、自分たちで考え、構想を発信し、いろいろな人の理解と協力を得ながら、作り上げていく楽しさがあります。少しでも興味がありましたら、ぜひ一緒に、中東遠の病院救命士チームの設立に力を貸していただけるとうれしいです。
Kさん:私たちと一緒に「病院救命士と言えば中東遠」を実現させていきましょう!