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医療技術職

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栄養室のご紹介


栄養室長あいさつ

栄養室は、管理栄養士10名、作業補助者1名が在籍し、入院患者給食、外来および入院時栄養指導、病棟での栄養管理(栄養サポート)を行っています。
給食管理業務では、給食業務を委託している会社のスタッフと協力し、安心・安全で美味しい食事の提供に努めています。当院では、地元のお米や新鮮な食材を使用し、手作りにこだわって調理をしています。患者様からは、開院以来「おいしい」という良い評価をたくさんいただき、たくさんの投書(ありがとうメッセージ)をいただくことができました。これらのメッセージは、栄養室スタッフの宝物です。
栄養指導業務では、各診療科のカンファレンスに積極的に参加し、他部門のスタッフと連携しながら栄養指導を行っています。糖尿病や透析を中心に、毎月300件程度の栄養指導を実施しています。また、専門性の高い指導が行えるよう、糖尿病療養指導士などの認定資格取得にも積極的に取り組んでいます。今後も、根拠に基づいた質の高い栄養指導を、患者様の生活に合わせ、ていねいに行っていきたいと思います。
栄養管理業務では、入院患者様の栄養サポートにも力を入れています。各病棟に管理栄養士を配置し、適切な食事の提供、経腸栄養管理などの栄養サポートを行うことで、患者様の栄養状態の改善に努めています。NST(栄養サポートチーム)の活動を強化し、チーム医療の推進に努めています。
栄養室の理念・方針に「チームワークを大切にします」という一文があります。これは、私がとても大切にしている方針です。当栄養室の強みは、医師や看護師などの他部門のスタッフとの連携の良さと調理スタッフを含めた部門内のチームワークの良さです。今後もチーム医療を担う栄養室として、患者様に寄り添い、心のこもった栄養サポートを行っていきたいと思います。


栄養室の業務内容



給食管理業務

病院食の基準の作成や献立管理をはじめとする栄養管理、調理や作業管理、新鮮な地元の食材を活用した食材管理、施設管理、衛生管理、委託管理を行い、安心・安全でおいしい食事の提供に努めています。

おいしさへのこだわり
素材

加工食品や冷凍食品をなるべく使用せず、新鮮な素材を仕入れることを心掛けています。当院のごはんは、静岡コシヒカリを使いガス火で一気に炊き上げています。お粥も、大きな釜で一気に米から炊くので、素材の味が生きてとてもおいしいです。
手作り

500床という大病院の厨房ともなると機械化されていると思われるかもしれませんが、当院の厨房では、手作業で野菜の仕込みをして家庭と同じように調理をしています。ベーカリーの設備がありますので、朝食のパンは焼きたてで香りがよく人気があります。 
温度

厨房から病棟まで食事を運ぶ配膳車は、温蔵庫と冷蔵庫を備えていて、温かいものは温かく、冷たいものは冷たい状態でお届けしています。
工夫

季節感のある行事食や楽しい企画を色々と考えています。七夕にはきらきら星に見立てたメニューや、バレンタインデーにはチョコプリンをお出ししたり、餃子や焼きそばなどのB級グルメも提供しています。
病院食
患者様一人ひとりに合った食事を提供しています。嗜好調査の結果をもとに、月に1回、栄養室スタッフで献立会議を行っています。献立の修正や新メニューの提案、行事食の企画など、話し合いを重ねて試作を行い、献立に反映しています。

「ちらし寿司」

治療食

「イチゴミルクプリン」

エネルギー(カロリー)に制限のある方にも楽しんでいただけるよう、制限の範囲内で特別に調整した行事食を提供しています。
嚥下食
飲み込みにくい方や、咀嚼が困難な方のために食べやすく調整した「嚥下食」を提供しています。おいしく食べられるよう、見た目や味を試行錯誤しながら工夫しています。

「チキンカレー」

嚥下食会議
管理栄養士、言語聴覚士、給食スタッフで嚥下食会議を行っています。実際に嚥下食を食べながら意見交換をしています。形態や味について検討し、「おいしい嚥下食」を目指しています。





栄養指導業務

患者様の疾患に合わせて、医師の指示のもと、入院及び外来にて管理栄養士が個別栄養指導を行っています。糖尿病をはじめ、慢性腎臓病、脂質異常症など病態に応じた食事のアドバイスを行っています。




栄養管理業務



入院栄養管理

病棟担当の管理栄養士が、医師や看護師などの他職種と連携しながら、患者様の病状に合った食事を選択、提供しています。濃厚流動食(経管栄養)の選択や、咀嚼・嚥下状態に合わせた食事の調整などの栄養管理を行っています。

NST(栄養サポートチーム)

多職種が連携し、入院患者さまの栄養管理を行っています。

NSTイブニングセミナー

多職種の院内スタッフが持ち回りで講師を務め、栄養管理について学ぶ手作り学習会です。毎回、院内・院外から100名近くの方に参加していただいており、地域の医療従事者との意見交換の場にもなっています。





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