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企業長あいさつ


新年度のごあいさつ

企業長・院長 宮地 正彦

新型コロナウイルスが依然として猛威を振るう中、令和3年度がスタートし、私はこの4月に掛川市・袋井市病院企業団の企業長としての2期目を迎えました。

昨年度は、世界的に新型コロナウイルスに翻弄された1年であり、医療を取り巻く現状も劇的に変化しました。当院の闘いはクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号へのDMAT派遣とクルーズ船患者の受け入れに始まりました。当初は、未知のウイルスに対する手探りの治療と恐怖との闘いに加え、病院や職員への風評被害も大きく、心が折れそうになりました。このような中でも、「逃げずに責務を果たす。」それがこの地域の基幹病院としての真の役割と認識し、組織的かつ冷静沈着に第1波に立ち向かってくれた全職員が私の誇りです。

さて、当院が全国初の病院統合による開院から8年が経過し、医療機能の充実や診療実績、さらには新型コロナウイルス感染症への対応などからも、微力ではありますが中東遠地域の基幹病院としての役割を果たしつつあります。平成27年8月の「救命救急センター」指定、翌28年8月の「地域医療支援病院」承認に続き、令和元年10月には「静岡県地域がん診療連携推進病院」の指定を受け、令和2年11月には「病院機能評価」2回目の認定を受けました。基幹病院としての成熟度が増し、組織的な一体感と病院機能が高い水準を満たしていることが評価されたものと考えています。また、厚生労働省が定めるDPC機能評価係数Ⅱにおいても継続して高い水準を維持しており、医療機能の向上と健全経営への着実な歩みを続けております。

当院の運営目標の骨子は、「地域医療への貢献」、「誇りと働きがいが持てる病院の創造」、「日本トップクラスの診療研修病院を目指す」を掲げています。また、令和元年度からは年度目標に加え、5年後のめざす姿を表す中期目標を掲げました。当院の将来像をより明確に院内外に示すことにより各部門の役割と責任を意識させ、病院一丸となって達成に向けた取り組みを進めています。
その中でも特に「教育」については、特別な思いを持って取り組んでいます。静岡県のような医師不足の地域においては「教育」が非常に重要であり、将来につなげる鍵として力を注ぐべき分野だと考えています。全職員が、今が頑張り時であることを理解し、すべての診療科や部門が教育指導への惜しみない努力をしています。
「よい教育なくして、よい医師育たず」、「よい医師なくして、よい診療できず」、「よい診療できずして、よい教育できず」を合い言葉に、優秀な医療人を育てることが大学、地域とのより強い連携を生み、当院の発展、地域医療への貢献に繋がるものと信じております。
令和2年度の医師臨床研修マッチングでは3年連続で14人のフルマッチを達成し、若い力がこの地域の大きな希望になっています。

今年度も引き続き新型コロナウイルスに翻弄される1年になることでしょう。医療を取り巻く現状もさらに厳しくなることが予想されます。昨年度はとても厳しい1年でしたが、同時に人の温かさを改めて感じた1年でもありました。地域の皆さまからの温かいご支援や共に闘う医療機関の皆さまの励ましが我々に勇気を与えてくれました。
この場をお借りして心からお礼を申し上げます。

これからも地域住民の皆さま、そして医療関係者の皆さまに支えられながら、職員一同、全力を尽くしてまいります。引き続きのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和3年4月1日
企業長・院長 宮地 正彦