グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  当院について >  企業長あいさつ

企業長あいさつ


新年度のごあいさつ

企業長・院長 宮地 正彦

新型コロナウイルス感染が猛威を振るう非常事態の中、令和2年度がスタートしました。
私たちはこれまで経験したことのないコロナウイルスの恐怖と戦いながらも覚悟を持ってこの難局に立ち向かわなければなりません。今こそ、我々の力が試される時です。

昨年度は、元号が「平成」から「令和」に改まり、新しい時代がスタートした年でした。
当院も全国初の病院統合による開院以降7年が経過し、微力ではありますが中東遠地域の基幹病院としての役割を果たせる段階に移行しつつあります。平成27年8月の「救命救急センター」指定、翌28年8月の「地域医療支援病院」承認に続き、令和元年10月には「静岡県地域がん診療連携推進病院」の指定を受けることができました。また、厚生労働省が定めるDPC機能評価係数Ⅱにおいても継続して高い評価を得るなど、医療機能の向上と健全経営への着実な歩みを続けております。
当院は、国が進める「地域医療再生」と「公立病院改革」という2つの目的を達成するため、全国に先駆けて市立病院の統合を果たした病院です。統合後の医療提供体制の充実や収支改善を見る限り、統合再編が地域医療の再生に向けて極めて有効な手段であることを証明した一例であると考えています。

当院の運営目標の骨子は、「地域医療への貢献」、「誇りと働きがいが持てる病院の創造」、「日本トップクラスの診療研修病院を目指す」を掲げています。また、令和元年度からは年度目標に加え、5年後のめざす姿を表す中期目標を掲げました。当院の将来像をより明確に院内外に示すことにより各部門の役割と責任を意識させ、病院一丸となって達成に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。
特に「教育」については、特別な思いを持って取り組んでいます。静岡県のような医師不足の地域においては「教育」が非常に重要であり、将来につなげる鍵として力を注ぐべき分野だと考えています。全職員が、今が頑張り時であることを理解し、すべての診療科や部門が教育指導への惜しみない努力をしています。
「よい教育なくして、よい医師育たず」、「よい医師なくして、よい診療できず」、「よい診療できずして、よい教育できず」を合い言葉に、優秀な医療人を育てることが大学、地域とのより強い連携を生み、当院の発展、地域医療への貢献に繋がるものと信じております。
令和元年度の医師臨床研修マッチングでは2年連続で14人のフルマッチを達成し、若い力がこの地域の大きな希望になっています。

新型コロナウイルス感染症により、医療を取り巻く現状は劇的に変化しました。
当院ではクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号へのDMAT派遣、感染患者受け入れに始まり、逃げずに立ち向かうことを選択しました。当初は、恐怖と風評被害に心が折れそうになりながらも、互いに信じ合い、協力し合い闘ってきました。私は、職員を誇りに思います。
そのような中で、市民をはじめ多くの方々からご支援をいただき、温かい心が我々に勇気を与えてくれました。
この場をお借りして心からお礼を申し上げます。

これからも地域住民の皆様、そして医療関係者の皆様に支えられながら、職員一同、全力を尽くしてまいります。引き続きのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和2年4月1日
企業長・院長 宮地 正彦