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看護部ブログ

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救急病棟から―新人看護師と共に成長する職場づくりー


 救急病棟の新人担当にインタビューしました。

Q. 先輩看護師として新人指導で大切にしたことは何ですか?

 新人看護師が安心して学び、成長できる環境を整えることを大切にしました。救急病棟は様々な疾患を抱える患者さまが入院されるため、幅広い知識と技術が求められます。そこで新人が積極的に学べるように、実践的なシミュレーションや先輩看護師の体験談を共有するなど、現場に即した学びの機会を設けました。
 また、新人看護師は患者さまを受け持つことに戸惑いや漠然とした不安を感じやすいため、その不安な気持ちを少しでも和らげられるよう、新人担当者同士で話し合い、先輩看護師の経験を聞く場を設けたり、本番を想定したシュミレーションの実施など、支援方法を工夫しました。常に新人の近くにいることを心掛け、日常の何気ない会話も大切にしながら、信頼関係づくりを意識したコミュニケーションを行いました。
 こうした関わりを続ける中で、自分が指導した新人看護師が2年目となり、新たな後輩を指導している姿を見たとき、その自信に満ちた表情に成長を感じ、指導者としてのやりがいを強く実感しました。


Q. 新人担当看護師を経験してみていかがでしたか?

 入職時から救急病棟で勤務してきた私が、新人担当を任されたのは4年目のときでした。これまで先輩方に支えられていた自分が、今度は教える立場になることに大きな責任を感じました。
 新人指導にあたり、自分が新人時代に嬉しかった声かけや寄り添ってくれた先輩の姿を思い出し、今度は自分が同じように温かく支援できるよう意識しました。実際に指導をする中で、疾患や病態の理解がさらに深まり、自分の仕事や看護を見直す機会にもなり、自分自身の成長にも繋がる1年になったと思います。

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