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看護部ブログ

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“断らない救急”で私たちが目指す看護は…


 当院のER(救急外来)は、平成25年5月に開院した当初から救急搬送数や救急外来受診患者数が県下で有数の実績となっています。平成27年8月には救命救急センターに指定され、一次(軽症患者への救急医療提供)から三次(さらに高度な救急医療を提供)までの救急患者さまを受け入れています。令和元年の 年間救急患者搬送数は5,718人です。
 救急外来に来られる患者さまは様々な症状で受診されるので、看護師には幅広い知識や迅速な対応が求められます。
 特に心筋梗塞や脳卒中などの一分一秒を争う緊急疾患の患者さまが搬送された際には、より迅速に対応する必要があります。対応のスピーディーさが、患者さまの予後や救命率に関わることもあるため、医師、看護師、コメディカルと共に、チームで協力し、より迅速かつ精度の高い対応が出来るように日々努力しています。また患者さまを通して、様々な部署やスタッフとも関わることが多いため、情報交換を密にしながら、連携を深めています。
 救急という特殊な環境では、患者さまの身体的な側面に視点が向きがちですが、そのような状況におかれた患者さまやご家族に対して、精神的、社会的な側面も含めた看護が提供できるように、ケアの質の向上をめざしています。
 また教育係、医療安全係、5S感染対策係、防災係などの係活動を作り、年間活動目標を掲げて活動しています。これらの活動の中で必要な「外傷看護」「家族看護」「災害初期対応」などの勉強会も行いながら、救急看護に必要な知識や技術を学び、実践に活かしています。いつ、どのような患者さまが運ばれてくるか分からないため、緊張感のある職場ではありますが、救命に関わるとても大切な仕事を任されている、充実したやりがいのある部署です。

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