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看護部ブログ

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患者様(生活者)の立場に寄り添う病棟を目指しています


 5階西病棟は整形外科、歯科口腔外科の混合病棟で、転倒や交通事故、スポーツ中の事故による外傷や骨折、脊椎疾患、膝関節疾患、抜歯、顎手術の患者さまが多く入院されています。また、多くの患者さまが、早期に後方支援病院への転院や在宅退院される病棟です。

 「今までは自分の力で何でも出来ていたのに、どうしてこうなってしまったのだろう」と入院中の患者さまのこのような言葉をよく耳にします。骨折は人生の中でも大きな転機となり、時には自分の置かれている状況に涙する方や「これ以上頑張れないよ。リハビリも、もうやめたい」と言葉を漏らす方もいらっしゃいます。私たち医療スタッフは日常生活動作を拡大できるように、「痛みの緩和」「転倒予防」「嚥下訓練」「歩行訓練、歩行介助」「心理的なケア」「筋力・体力向上」など、医師、リハビリスタッフ、管理栄養士、医療ソーシャルワーカー(MSW)の多職種で情報を共有しています。短い入院期間の中で、手術前後の入院生活やリハビリ訓練をどのように過ごせばいいかを考え、患者さまとご家族の退院後の生活を視野に入れて看護させていただいています。退院時に「あなたがいてくれたから頑張れた。いつも元気をくれてありがとう。次の病院へ行っても頑張るよ」と言っていただけた際は、看護師として本当に嬉しく、やりがいを感じます。

 コロナ禍の感染対策として面会を制限させていただいている中、患者さまもご家族も不安な気持ちで過ごされているかと思います。5階西病棟では少なくとも1週間に1度はご家族へお電話し、患者さまの様子をお伝えするなど、コロナ禍だからこそ、より一層患者さまやご家族に寄り添う看護をできるよう努めています。

5階西病棟のスタッフ

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