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看護部ブログ

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1年目を思い返して


 当院に入職し、整形外科病棟に配属されてから1年が経ちました。

 まず1年間を思い返して始めの感想は「よく1年間やってこれたな」という思いです。
 看護師になって最初の1年間は、授業や実習では経験していないことや教科書通りに行かないことばかりで、頭の中が混乱しっぱなしでした。先輩や上司から毎日のように指導を受けたり、ミスをしてインシデントレポートをたくさん書いた1年でもありました。今までで一番落ち込み、「自分は看護師に向いていないのではないか。」「このまま働いても患者さまや先輩に迷惑をかけるだけじゃないか。」と自分自身を責めてしまうこともありました。同期が自分より仕事を早く覚え、ミスなく仕事をしている姿を見て何度も劣等感を抱いてきました。

 そのような中でも1年間頑張ってこれたのは、同期の仲間や家族、友人など相談出来る相手がいたことです。特に看護教育室の師長には、何度も仕事のことで相談したり悩みを打ち明け、その度に親身になって接してくださり、一緒に改善策を考えてくれました。働く中で失敗して注意を受け落ち込むことは誰にでもあると思います。そんな時は一人で抱え込まず誰かに相談することが、とても大切だと実感しています。そしてなにより患者さまに「ありがとうね。」と言っていただけることがとてもうれしく、自分の支えにもなっていました。また落ち込んでいた自分にとって集合研修は楽しみにしていた事の1つでもありました。研修ですからもちろん学習することがメインですが、普段あまり会えない同期と近況を話し合ったり愚痴を言い合ったり出来る貴重な時間でもありました。

 3月に名札の初心者マークが外れましたが、これからも同期の仲間を大切に、患者さまに必要な看護をしっかりと心を込めて提供できるよう学び続けていきます。

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