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看護部ブログ

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終末期のがんでも、最期は我が家で過ごしたい~退院支援の取り組み~


 私たちが働く8階西病棟には、消化器・呼吸器疾患を持つ患者さまが多くいらっしゃいます。その中にはがん患者さまも多く、放射線治療、化学療法(抗がん剤治療)、緩和ケアなどを行っています。特に、終末期のがん患者さまに対しては、ご本人やそのご家族が最期をどのように過ごしたいかという気持ちを汲み取ることを大切に、日々看護を行っています。
 患者さまやご家族の望みを少しでも叶えるため、私たち病棟看護師だけではなく、地域医療支援センターの看護師、医師、医療ソーシャルワーカー(MSW)、開業医、ケアマネージャーなど、院内外の多職種が連携を取り協力しながら、退院に向けた支援を行っています。取り組みの中で出会った一人の患者さまを紹介します。
 入院して放射線治療を行っているAさんは、今まで通り家族のにぎやかな声を聞きながら最期まで家で過ごしたいという思いがありました。また、Aさんのご家族も本人が望むようにしてあげたいと、自宅への退院を希望されていました。しかし、Aさんは、歩行も不安定で痛みを伴う状態となっていました。
 そこで私たちのチームは、薬により痛みをコントロールしながら、放射線治療が終了次第自宅に帰ることが出来るように退院支援に取り組みました。退院翌日から速やかに訪問看護が受けられるよう、具体的なサービス内容や訪問看護師の訪問回数、自宅改修の必要性などを検討しました。
 予定通り退院したAさんは、その後1週間ほどではありましたが、ご本人やご家族のご希望通り、最期まで自宅で過ごすことができました。
 私たちは急性期病院の医療・看護を提供しつつ、退院後の療養が必要な患者さまの心に寄り添い、患者さまやご家族が望む退院の形に向けて支援を行うことに誇りをもって日々働いています。

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